抹茶の産地を目指し、長野県伊那市の小中学生がお茶の木を植えました。

お茶の木を植えたのは、伊那市の長谷(はせ)小学校と長谷(はせ)中学校の児童・生徒およそ80人で、傾斜地の2アールほどの土地にひとつひとつ植えていきました。

抹茶の産地化を目指す地元のお茶の専門店と農業法人が、地元を元気にしようという取り組みを子どもたちにも知ってほしいと、キャリア教育の一環で行われました。

(参加した生徒は…)
「土手(斜面)で植えるってなかなかないことだと思いますが、みんなと植えられて良かったです」
「成人式などの時に、自分が育てたものができていて、飲めるのを楽しみにしたいと思います」

植えられた200本のお茶の木は5年で収穫できるということで、商品化も模索しながら2024年以降さらに栽培面積を増やしていくということです。