春の登山シーズンを迎え、警察がSNSなどを通じて、大型連休中の遭難防止対策を呼びかけています。

警察のまとめによりますと、長野県内で2023年に入って4月17日までに起きた山岳遭難は、2022年よりも12件多い54件で、7人が死亡し、3人が行方不明となっています。

春山のシーズンは、雪解けなどにより、なだれや滑落の危険性も高まりますが、2023年は、登山者の数が新型コロナウイルスの流行前の水準に戻る見通しです。

このため長野県警は、公式ツイッターに春山登山のリスクや天候の情報を動画で載せるなど、SNSも活用して注意を呼びかけています。

また、大型連休中は山のパトロールを増やし、登山者への指導も行う予定です。