統一地方選の後半戦は、23日、投開票が行われ、川南町と綾町、それに諸塚村の3つの町村長選挙はいずれも新人が当選を果たしました。
川南町長選挙は、元公民館長の東 高士 氏が、現職の日高昭彦氏に300票余りの差をつけ初当選を果たしました。

東氏は、町内2つの中学校の統合に伴う校舎の新設計画に反対していました。
(川南町長選挙に初当選 東 高士 氏)
「中学校推進派も反対派も一緒になって、この町をどうすればよくなるか、そういう意見を出してもらって一緒になってこの町をやっていきたいと思います」

三つどもえの戦いとなった綾町長選挙は、町政の刷新を訴えた前の町議会議員の松本俊二氏が、初当選を果たしました。

(綾町長選に初当選 松本俊二氏)
「町民の皆さんたちが過ごしやすい住みやすい、そして生き生きとこの綾町で生活ができる、そういうまちづくりをしたい」

新人3人の争いとなった諸塚村長選挙は、前の副村長の藤崎猪一郎氏が初当選を果たしました。

(諸塚村長選で初当選 藤崎猪一郎氏)
「きめ細かく地域の課題を捉えて、時代が求める暮らしを作っていく、そのことでこの諸塚村、この地域に暮らすことの価値を高めることができる」

また、23日は、宮崎市や延岡市など12の市町村議会議員選挙と、えびの市議会議員の補欠選挙の投票も行われ、すべての議席が確定しました。