長野市の生鮮食品を除いた先月(3月)の消費者物価指数は、去年(2022年)に比べ3.8%上昇し、20か月連続で前の年の同じ月を上回りました。

県によりますと、季節的な要因が大きい生鮮食品を除いた長野市の3月の消費者物価指数は、総合で105.4となり、前月比で0.3%、前年同月比で3.8%上昇しました。

前の年の同じ月を上回るのは20か月連続です。

新生活などで需要が高まる冷蔵庫やベッドなどの「家具・家事用品」が去年より11%の上昇。

食料品も全体で8%、中でも卵などの「乳卵類」は11%の上昇となりました。

一方、昨年度(2022年度)1年間の指数もまとまり、前の年度(2021年度)に比べ3.8%アップの104.1で、2年連続の上昇となりました。