不要になった衣料品や布製品を生まれ変わらせようと、長野市の百貨店と専門学校生が連携したプロジェクトが始まりました。

ながの東急百貨店と岡学園トータルデザインアカデミーの2、3年生が取り組むのは、衣料品の「アップサイクル」です。

原材料に戻してから新しいものを作るリサイクルとは異なり、デザインや素材を生かして新たなものに生まれ変わらせます。
今回は、百貨店で使わなくなった懸垂幕や、県民から「お気に入りの一着」を集めて衣類や小物雑貨などを作る予定です。

きょうは、学生が懸垂幕をアップサイクルするアイデアを提案しました。


■学生「数字が懸垂幕には多くあるので、これを土台としたウエアなどデザインとして生かしていって、“数字シリーズ”としていろいろ作っていければと思っています」

5月12日にながの東急百貨店前で衣料品の回収を行い、10月にはアップサイクル品の販売会を予定しているということです。


■ファッションクリエーターコース2年 寺島快(てらしま・かい)さん「思い入れのある服なのでどこまで崩すか、新しい提案をどこまで入れていくか いただいた服から新しいアイデアをいただいて、そこから面白い服、良い服が作っていければと思う」
【衣料品回収について】■ながの東急百貨店の正面広場前で5月12日午前11時~16時■「お気に入りだった一着」を1人1点まで持ち込み可能■100点に達したら終了














