駐車違反…ゴミの不法投棄… 町民からは苦情

切断面の状況から、チェーンソーなどで切断されたとみられ、やくもの写真を撮る際に大山と被らない構図を作るために伐採されたと所有者の男性は見ています。

こうした撮り鉄マナー違反の情報共有や、今後の対応について協議しようと始まった今回の協議。
JRによりますと、関係機関が一斉に集まって「撮り鉄のマナー」問題に取り組むのは山陰では初めてだと言います。

21日は、それぞれが把握する撮り鉄の問題行動が示され、駐車違反、ゴミの不法投棄、線路や田畑などへの無断侵入、沿線樹木の無断伐採などの行動が報告されました。

日野町 産業振興課 三好郁瑠さん
「撮り鉄の一部の方がマナーに問題があるということで、やはり町民からの苦情もあります。マナーの悪さ、受け入れ状況を町としても整えて、町民撮り鉄の方、双方が良い関係であることを実現していきたいと思っています」

また来年春には、新型やくもの投入が決まっていて、撮り鉄の増加がさらに見込まれることから、関係機関の協力を強めて対応にあたるとことにしていて、ポスター掲示やSNSでの情報発信、沿線でのパトロール活動などを通じて、マナーを守って、安全に撮影を楽しんでもらえるように呼びかけていくとしています。