アフリカのスーダンでは軍と準軍事組織の衝突で、これまでに300人以上が死亡しています。こうした中、準軍事組織側が日本時間きょう午後1時からの3日間、停戦することで合意したと発表しました。
スーダン軍との戦闘が続く準軍事組織「RSF」は、日本時間きょう午後1時(現地午前6時)から、72時間にわたり停戦することで合意したと発表。
きょうからイスラム教の断食月「ラマダン」明けの祝祭に入ることから、「市民を避難させ、家族に挨拶する機会を与えるため」だとしています。ただ、これまでも停戦合意はしたものの衝突は続いていて、今回も停戦が実現するかは不透明です。
こちらは、停戦が始まるとされた時間からおよそ2時間後の首都ハルツーム。戦闘によるものかは不明ですが、銃声のような音のほか、煙が上がっているのが確認できます。
浜田靖一防衛大臣
「C-130輸送機1機が小牧市からジブチ共和国に向け出発します」
浜田防衛大臣はきのう、スーダンにいる日本人の退避に向けて、航空自衛隊の輸送機をジブチまで移動させ待機することを命じました。
この命令を受け、先ほど午後3時ごろ、航空自衛隊の小牧基地から輸送機C-130・1機がジブチに向けて出発しました。また、今後、輸送機C-2、空中給油・輸送機KC-767が順次ジブチに向けて出発する予定です。
防衛省はきのう、航空自衛隊と陸上自衛隊によるおよそ370人の「統合任務部隊」を編成し、すでに5人の連絡調整要員を派遣しています。
今後、自衛隊法に基づき輸送を行う見通しですが、浜田防衛大臣は「現地の状況を踏まえ、陸上輸送の可能性も含め検討している」と話しています。
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