『薄着で裸足でぽつん…』運転中に見つけた道路の中央線付近に立つ男の子

後藤友美さん「あそこらへんからだんだん、(道路の)"ポール"じゃないなって。『男の子が立ってる!』って」
男の子を保護した現場は車の交通量は多いものの、人通りは少ない道路。
後藤さんが山形県天童市方面に向けて、車を走らせていた時でした。
後藤友美さん「この辺りに、男の子が薄着で裸足でぽつん…って立っている状態でいて。右行ってみたり左行ってみたり、(道路から)抜け出せないでいるのかなって感じでしたね」

後藤さんの目に飛び込んできたのは、裸足で一人立ち尽くす、小さな男の子でした。
その時、後藤さんがとっさに取った行動は。
後藤友美さん「どうしようかなと思ったんですけど、事故に巻き込まれてほしくなかったので、そこの駐車場に車を停めて小走りで男の子を保護した」
男の子を道路から遠ざけ、名前や住んでいる場所を訪ねるも、男の子は何も答えませんでした。
後藤さんは男の子を抱きかかえ、すぐそばにあった交番へ駆け込んで、男の子を引き渡しました。