新型コロナウイルスの感染症法の位置付けが、5月から5類に引き下げられることについて、長野県内で支持する人は54%と過半数を占めていることが分かりました。
調査は、県世論調査協会が18歳以上の県民を対象に3月から4月初旬にかけて実施し、6割余り・740人から回答を得ました。


季節性インフルエンザと同じ5類への引き下げを支持する人は「どちらかと言えば」を含め54%で、「支持しない」の31%を上回りました。
支持する理由では、「重症化しづらい」が54%「経済を回す必要性」が52%となっていて、そのほかの理由を大きく上回っています。

【男性40代・支持する】「私としては支持しますね。収束してきていることもあると思うが、症状として軽くなっていることは事実じゃないかと思います」
【女性10代・支持する】「いろんな制限がなくなって気持ち的にも楽かなって感じです」
【男性70代・支持しない】「支持しないね…まだちょっと収束か分かんないよね」
【女性50代・支持しない】「流れとして9波が来るんじゃないかって考えられているので、ちょっと怖いなって感じています」

3月13日から個人の判断に委ねられたマスクの着用については、「できるだけ着ける」とした人が57%。

スポーツ観戦やライブイベントで大きな声を出すことについては、「マスク着用など一定のルールを残すべき」との慎重派が67%と多数を絞めました。

新型コロナに感染した場合、適切な治療を受けられるか不安を感じている人は72%に上り、「県に特に力を入れてほしい施策」は「治療体制の充実」が55%と最多となりました。
【男性80代】「なかなか医者行きにくくなってきてるねここのところ 庶民に優しい医療になってくれるといいね」
【男性20代】「人が集まれるような、フェスとかそういうのがあれば経済も回るし、周りの店舗も儲かっていくと思うのでありだと思います」

県に力を入れてほしいこととして、50代以上では治療体制の充実を求める人が多かったのに対し、40代以下では経済の回復を求める声が5割から6割を占めるなど、年代による違いも垣間見える結果となりました。














