自治体職員いわく「名刺は“自費”で作っている」?!

身近な疑問に答える『ど~いん新潟』。
「ど~いん?」とは、新潟弁で「どうゆうこと?」。

今回は自治体職員の名刺事情について調査しました!

民間企業の「新入社員向け研修セミナー」の1コマ。

「宜しくお願いします」

名刺交換の練習ですね。
名刺入れの上でしっかりと両手で受け取っています。

ところで皆さん、その名刺はどこから支給されていますか?

【新入社員女性】
「名刺ですか?会社から支給していただきました」
【新入社員男性】
「会社から作っていただいて支給されました」

じゃあもしも、名刺の作成費用が“自費”だったら??


【新入社員男性】
「お金がかかるので、できれば会社の方で出していただきたいなと思います」

BSN新潟放送が新潟県内の31自治体に『職員の名刺作成費用』についてアンケートしたところ…
・「自費負担」21の自治体
・「公費負担」2つの自治体
・「一部公費負担」7つの自治体(一部の部署や役職者などでは公費)
・「その他」1つの自治体(名刺の台紙代は公費だが印刷代は自費)
という結果となりました。

「公費負担」としたのは刈羽村と粟島浦村。
それ以外の29の自治体では、名刺代の全額、または一部を職員が負担するということが分かりました。

自費負担とした理由は、
「身分証や名札があるから」
「個人のPRは不要」
「使用頻度が個人で異なるため」など…。

一方で多くの自治体からは、
「慣習だから」
「明確な規定がない」…という回答もありました。


ここで、街の声を聞いてみます。
「自治体職員の名刺は『自費と公費』のどちらが“適当”か?」

50人に街頭調査してきました!