竹の利用① 竹から炭を―

まず考えたのが、竹を燃やして炭にして畑の土に混ぜることでした。
土の中の微生物や菌の住処にすることで、土の中の環境を良くするというものです。
しかし、炭を焼くには天候に左右されたり、火が燃え広がる危険もあります。

竹の利用② 竹を砕いてチップに―

このため、安全に短時間で多くの量の竹を処理できる方法として竹を粉砕してチップにする方法を考えました。
竹チップも畑にまいて乳酸菌による効果で、土壌改良に使います。

和島経輔さん
「東北地方って寒いので僕らが選択した自然栽培という栽培方法にはどちらかというと難しいかなと言われている場所らしいんですね。
だったら微生物が住んでくれて活性化するような資材を入れてみようかというので、竹チップ、今、注目して使おうかなと思っているところです。体にいいような野菜が作れるんじゃないかと、そこは期待しています」

ただ、この竹チップを作るためには重機が必要です。
そこで和島さんが購入資金を募るために考えたのがクラウドファンディングです。
目標額の170万円まではもう少しのところまで来ています。

竹林の利用法がもう一つ。