警察が放火殺人を視野に捜査している青森県六戸町の住宅火災は20日で発生から一週間が経ちます。警察は住人の親戚の男性が火災に関わっている可能性が高いと見て捜査していますが、町民からは早期の全容解明を求める声が上がっています。
祭壇にいくつも手向けられた花束。4月13日の火事のあと、5人の遺体が見つかった六戸町犬落瀬の十文字利美さん(68)の住宅です。十文字さんの妻や孫を含む家族4人の行方がいまもわかっていません。
警察は4人の遺体は十文字さんの家族で、残る1人の遺体は義理の伯父にあたる92歳の男性とみていて、この親戚が火災に関わっている可能性が高いと見て捜査を続けています。4月13日の火事では十文字さんの住宅で灯油やガソリンなどがまかれた可能性が指摘されています。
住宅は玄関付近の燃え方が激しく十文字さんは妻とともに勝手口から外へ逃げました。
その後、十文字さんは火災当時、玄関付近にポリタンクがあったと警察に証言しています。警察は火災当時、十文字さんの住宅の前に親戚の男性の車が止まり後部座席に油が入ったポリタンクが積まれていたことなどから放火の疑いで男性の家を家宅捜索し火災との関連を調べています。
※須崎蓮記者「火災現場付近に来ています。後ろに見えるのは全焼した十文字さんの住宅です。そこからおよそ200メートルほどの場所に親族の男性の家があり、今も規制線が張られています」
これまでの警察の調べで親戚の男性は十文字さんに一方的な恨みを抱いていたことがわかっています。また、近隣の住民によりますと、男性は普段から周囲を威嚇するような言葉を口にしていたといいます。
※近隣住民は「口の悪いごんぼほり(=人の言うことを聞かない)だ。恨んでいた、本家を畜生畜生と。火をつけるとも話していた」
5人の遺体の身元の特定は来週以降となる見込みで近隣住民からは凄惨な火事への悲しみと事件の全容解明を求める声が強く上がっています。














