豪雨などによる土砂災害に迅速に対応しようと、長野県須坂市で、消防署員が小型重機の操縦訓練を行いました。

ショベルカーの操縦訓練には、須坂市消防本部で小型重機の操縦資格を持つ署員6人が参加。

須坂市消防本部には資格を持つ署員が22人いますが、小型重機はなく、これまでは各自が自主的に訓練を行っていました。

19日は、須坂市が所有する重機を借りて初めての訓練を行いました。

参加者は、互いに声を掛け合いながら、冬越しのため埋められていたカンナの花の球根を掘り起こし、操縦技術を確認していました。

(資格取得2年目・須坂市消防本部湯本謙司さん)
「(球根を)傷めちゃいけないと気を遣いながらやるので、大変訓練につながりました」

訓練は20日も行われる予定です。