SNSに書き込まれた“殺害予告”「球場で言うヤジとは次元が違う」

中日ドラゴンズの福敬登投手。

元々、ファンとの交流のために始めた情報発信の場に、自らを誹謗するメッセージが来たことを明かしました。

(中日ドラゴンズ 福投手)
「『ホテルのロビーで気をつけて』とか。添付写真に包丁とか。『家の玄関に亡骸二つあるから気をつけろよ』とか。受け手の心境次第で、すごく変わる。球場で言うヤジと次元が違う」


一方、福投手の妻は、直接恐怖を感じることはなかった、と言いますが…

福投手の妻

(福投手の妻)
「誹謗中傷に対して声を上げることが、野球の妨げにならないかな、と不安に思っていました」

折しも、SNSでの誹謗中傷を苦に、自ら命を絶った女子プロレスラーのことも問題になっていた頃でした。

22年3月。福投手に対し、SNSで「死ね」と書き込んだうちの一人は、愛知県警に侮辱容疑で書類送検されましたが、福投手と示談が成立し不起訴になっています。

本人は軽い気持ちで書き込んだことを詫びたといいます。

やっと野球に打ち込めるようになった頃、今度は「病魔」が、福投手を襲いました。