満開の便りが届き春色に染まる五所川原市の芦野公園。青森県内有数の桜の名所ですが、一番の見どころといえば一面の花が津軽鉄道の路線を覆う「桜のトンネル」。桜の花々と列車が織りなす幻想的な景観が人気を集めています。

五所川原市金木町の芦野公園にはソメイヨシノを中心にヤマザクラなど約1500本の桜が植えられています。15日にソメイヨシノが満開となり、県内外に加え、台湾からも観光客が訪れ賑わいを見せています。

※静岡からの観光客は
「桜がすごいですね最高ですなんとも言えない。私は83歳の誕生日できました運がいいですね」
※台湾からのツアー添乗員は
「(ツアーは)4年ぶりです。桜の時期は関西よりも弘前公園や名勝地もあって憧れがあると思う。台湾のソメイヨシノは日本ほど白やピンクではなくすごくめずらしい」

公園内でも一番の見どころとなっているのは津軽鉄道の線路を覆った一面の花が作り出す「桜のトンネル」です。オレンジ色の「走れメロス号」がさっそうとトンネルを走り抜ける景観は車両のレトロな雰囲気も相まって幻想的な景観を作り出しています。車両と桜の共演を一目見ようと、公園の入り口付近には列車が到着する時間帯に合わせてカメラを手にした観光客が次々と訪れカメラのシャッター音が響き渡ります。

また2022年に続いて新たな楽しみ方ができるように、日が沈む午後6時からは60基のLEDライトによるライトアップが行われています。闇夜に照らされる「桜のトンネル」は昼とはまた違った表情で訪れた人たちを魅了しています。

芦野公園では4月29日から4年ぶりに「金木桜まつり」が開催されますが、早咲きに対応するため22日から準桜まつり期間に入ります。津軽鉄道では観光客の増加が見込まれるとして、22日から30日まで列車を1往復増やした特別ダイヤで運行されます。