高松市の飲食店で、瀬戸内の味覚を味わえるハンバーガーが発売されました。食を通じて地域の魅力を発信します。香川県産のクロダイ・チヌを使ったその名も「チヌカツバーガー」です。

高松市の飲食店「unioん(ゆにおん)」が12日から販売を始めました。

(リポート)
「このボリュームチヌのカツが2枚も入っています。いただきます。程よく脂がのったチヌ。自家製ソースとの相性も抜群です」

フレンチのシェフが約半年をかけ30回以上の試作を繰り返しながら商品化しました。瀬戸内国際芸術祭が開かれるなど、県外からの観光客が再び増えてきたことから、瀬戸内の食材を知ってもらおうと作られました。

(unioん 岸城 正高 代表)
「うどんだけではなく、もっともっとたくさんいい食材であったりとか、来て楽しんでいただけるものがたくさんあることを知ってもらうのと、香川県に住んでいる方にも『こういう食材を使ってこんな風にもできるんだ』と知っていただければいいなと思っています」

食を通じて新たな瀬戸内の魅力発見を。今後はオリーブ牛や地元のジビエを使ったハンバーガーの開発を進めていきたいとしています。