岡山県津山市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したことが、遺伝子検査で確定しました。県内では今シーズン初めての発生です。

岡山県によりますと、きのう(19日)朝、採卵用のニワトリを飼育する津山市の養鶏場から「ニワトリが死んでいる」などと連絡があり、簡易検査をしたところ、10羽中、7羽から陽性反応が出ました。

このため遺伝子検査を実施した結果、けさ(20日)、国が感染疑いの疑似患畜と判定、鳥インフルエンザであることが確定しました。

岡山県では、この養鶏場から半径3キロ以内の養鶏場のニワトリや卵の移動と、半径10キロ以内からの搬出を制限するとともに、

およそ43万羽の殺処分と消毒などの作業を始めました。作業は300人態勢で始まっていて、殺処分には10日前後かかる見通しです。
県では、感染の封じ込めや風評被害の防止に全力をあげる考えです。














