青森県六戸町で5人が死亡した住宅火災で、逃げて無事だった住人たちは「就寝する際にはなにも異常がなかった」などと話していることがわかりました。警察は放火の疑いで捜査していて、火が出た時の状況などを調べています。

4月13日の未明、六戸町の十文字利美(じゅうもんじ・としみ)さんの住宅が全焼し、5人が遺体で見つかりました。警察によりますと十文字さんは8人家族で、遺体で見つかった5人のうち4人は同居していた家族で、残る1人は近くに住む92歳の親戚の男性と見られてます。警察は逃げて無事だった家族への聞き取りで「寝る前の時点では何も異常はなかった」などと話していて、玄関は施錠されていなかったこともわかりました。

警察は燃え方が激しく男性の遺体が見つかった玄関付近を中心に引き続き現場検証を行っています。火災現場には献花台が設けられ、この土日には多くの人が花を手向けたり、飲み物などを供えたりして犠牲者を悼む姿が見られました。警察は容疑者不詳のまま放火の容疑で家宅捜索をした92歳の親族男性の自宅や車から油類を押収していて、火事との関連を慎重に調べる方針です。