和歌山で岸田総理の演説直前に爆発物が投げ込まれた事件について、村井知事は「断じて許されない行為」と述べました。
村井知事:
「選挙というのは民主主義の根幹です。その言論の自由を暴力で封じ込めようとする行為です。絶対にあってはならない、断じて許されない行為であると思います」
15日、和歌山市で岸田文雄総理の演説直前に会場に爆発物が投げ込まれた事件について、村井知事は17日の記者会見で犯行を厳しく批判しました。
村井知事:
「昨年7月に安倍元総理が銃撃をされて亡くなったばかりで、そういったようなことを模倣するということで非常に卑劣な行為だと思います。どういう理由であれ、言論を暴力で封じるということはあってはならない」

また村井知事は「有権者と接するというのは選挙の場合どうしても必要」としたうえで、「狙われてしまうと避けようがない」、「自分も怖いと思うことがある」などと述べました。
さらに5月、仙台市で予定されているG7の科学技術大臣会合での警備について問われると「しっかり準備をしたい」と話し、警備を行う県警について「あらゆる場面を想定してしっかりと訓練を行っていると認識している」と述べました。