それもそのはず。コウノトリは佐渡のトキと同じく国の特別天然記念物に指定されている“とっても”貴重な鳥。

生息数は国内でわずか200羽、兵庫県のコウノトリの郷公園で保護繁殖され、野外放鳥された個体が県内に数年に一度、飛来する程度です。

石井さんがある場所に案内してくれました。
【石井幸司さん】「あれです!」
電柱の上に見える大きい物体…『コウノトリ』の巣です。

石井さんは巣の様子を毎日見守っているそうで、この1か月で少しずつ大きくなったと話します。

【石井幸司さん】「元気よく早く巣立っていってほしいですよね。初めてのことだからね、本当に珍しい鳥ですからね」

柏崎市によりますとオス・メス2羽のコウノトリが巣の近くにある田んぼでドジョウなどの餌を食べている姿が確認されていることから、今はまだ卵を産む前で栄養を蓄えているのではないかと見ているそうです。
