廃止か存続かで議論となった長野市の公園で、土地を地権者に返すための工事がきょうから始まりました。


長野市の青木島遊園地ではけさ、土地を地権者に返すため更地に戻す原状回復工事が始まりました。

公園をめぐっては、「子どもの声がうるさい」などの一部住民からの苦情をきっかけに廃止が決まり、存続を求める住民が署名活動をするなど議論となっていました。

荻原健司(おぎわら・けんじ)市長は3月、地権者が新たな土地利用を計画しているなどとして廃止を最終決定し、代替の遊び場を確保する考えを示しました。

工事はきょうから28日までの日程で、樹木の伐採や植え込みの抜き取り、遊具の撤去などが予定されています。
遊具や一部の樹木はほかの場所で再利用する方針だということです。














