美しい日本のことばに「出会い直す」ことの喜びを共有したい

私も「雨夜の星をさがして」を拝見したんですけど、なんか読んでるとね、私たちも日本語っていう言葉を使う仕事してるんですけれど、知らなかった言葉とか日本語ってこんな美しいんだとかね、日本に生まれてよかったなというふうにすごく思ったんですけれど、本にまとめられた理由というのは何かあるんですか。

(古性のちさん)「もともとはSNSのツイッターに、この言葉と写真の組み合わせの作品を出していたんですけれど、やっぱり読んでくださる方の中に、どうしても書籍で、紙で、手元に置いておきたいっていう要望をいただくことが増えてきたので、そのタイミングで出版のお話をいくつかいただいてたので、だったらこの作品を本にしようかなと思って」

「雨夜の星をさがして」では、日本の四季にまつわる言葉と写真を綴られてる…。

(古性のちさん)「私自身も言葉に出会い直しながらこの本を書いたんですけれど、アーティストの方だったりとか本当に職種問わず、写真撮られる方、文章を書かれる方も、初めて出会う言葉ってたくさんこの本の中に入ってるんじゃないかなと思うので、はい。ここからインスピレーションを受けて、絵にこの言葉を表現したりとか、あと曲にされたりとか、イラストにされたりみたいな形で楽しんでいただく機会がすごく増えて、そういう作品をSNSのメッセージで送っていただいたりとかするので、すごく私自身も楽しみながら見ています」