■MLB パドレス 0ー1 ブルワーズ(日本時間17日、ペトコ・パーク)
パドレス・ダルビッシュ有(36)が本拠地でのブルワーズ戦に登板。7回100球、被安打4、奪三振12、四死球2、失点1、好投も味方の援護がなく敗戦投手となった。
今季、いまだに勝ち星のないパドレス・ダルビッシュは今季3度目の先発。1回、1番・C.イエリッチ(31)をスプリットで空振り三振を奪うと2番・W.アダメス(27)、3番・R.テレーズ(28)もスプリットで3者連続空振り三振と最高の立ち上がりを見せた。
ダルビッシュは2回、1死から5番G.ミッチェル(24)にセーフティバントを決められ初ヒットを打たれると、ボークと盗塁で1死三塁のピンチ。6番・B.アンダーソン(29)にはレフトへ犠牲フライを打たれ1点を先制された。
リズムを崩したダルビッシュは3回も先頭に四球を与えた。1死から1番・イエリッチをカーブで空振り三振、2番・アダメスをカットボールで空振り三振としっかり修正した。
4回、先頭の3番。テレーズもスプリットで空振り三振を奪い、3者連続三振でこの試合7つ目、しかも全て空振り三振とボールのキレの良さを見せた。
5回にも2つの三振、6回、先頭の2番・アダメスから150キロのストレートで空振り三振を奪いこの試合10個目。昨季、7月28日タイガース戦以来の2ケタ奪三振をマークした。これで日米通算102度目の2ケタ奪三振となり101度の野茂英雄氏を抜き日本歴代単独2位、トップの103度の金田正一氏にあと1と迫った。
7回にも7番・B.テュラング(22)から空振り三振を奪い毎回の12奪三振、全て空振りという好投を見せた。ダルビッシュは7回を投げ100球、被安打4、奪三振12、四死球2、失点1、味方の援護がなく敗戦投手となってしまった。