■MLB レッドソックス 2ー1 エンゼルス(日本時間17日、フェンウェイ・パーク)

エンゼルス・大谷翔平(28)は敵地で行われたレッドソックス戦で「3番・DH」で先発出場。レッドソックス・吉田正尚(29)は痛めた右ハムストリングの影響もあり4日連続でスタメンを外れていたが5試合ぶりに「6番・DH」でスタメン復帰した。

前日16日、4試合ぶりのマルチヒットをマークしたエンゼルス・大谷は1回の第1打席、レッドソックス先発、左腕のG.ウイットロック(26)にカウント1-2と追い込まれると129キロの低めのスライダーを引っかけてショートゴロ。4回、第2打席はチェンジアップを捉えたが弾道が上がらずライトへのライナーに倒れた。

テンポ良くゲームが進み試合開始から1時間20分で早くも7回、大谷の第3打席は2球目、147キロのシンカーを引っかけてセカンドゴロ。ゲーム同様、大谷の打席も淡々と過ぎていってしまった。

9回、第4打席はレッドソックス3人目、かつて広島でもプレーしたことのあるR.ブレイジャー(35)と対戦。カウント1-1からレフトフライに倒れ、昨季から継続していた連続試合出塁は36でストップした。

5試合ぶりの実戦復帰となったレッドソックス・吉田は2回の第1打席、無死一塁でエンゼルス先発、R.デトマーズ(23)の1球目、153キロのストレートが体をかすめ死球で出塁した。続く7番・C.アローヨ(27)はショートゴロ、1塁走者の吉田は全力疾走する前に併殺打となってしまった。

4回の第2打席ではカウント1-0から151キロのストレートを吉田らしいフルスイング、甘いボールを打ち損じてファールとなったがしっかり右足を踏み込んでいった。最後は外角のスライダーを追いかけてしまい空振り三振。7回、第3打席は先頭打者で打席へ、カウント3-2とボールをよく見ていき7球目のスライダーでセカンドゴロに倒れた。

大谷は4打数無安打、吉田は2打数無安打1死球、共にDHで出場しノーヒットに終わった。大谷は昨季から続いていた連続試合出塁は36で止まった。明日18日は大谷が登板予定、吉田との侍ジャパン対決が実現する。