噴火警戒レベル引き上げ、コロナで利用客減も去年は回復

磐梯吾妻スカイラインは、福島市の旧高湯ゲートと旧土湯ゲートを結ぶ全長28.7キロの観光道路です。春から秋にかけて無料で通行することが可能で県内を代表する観光スポットの1つです。

福島駅から、人気のスポット「浄土平」まで車でおよそ1時間とアクセスが良く、会津の観光ともあわせてツアーが組まれることも多いドライブコースです。

震災後の利用台数を見てみますと、2012年にはおよそ25万台が利用しましたが2018年、2019年には噴火警戒レベルの引き上げで通行止めとなった影響で、4万5000台あまりまで利用台数が落ち込みました。

さらに、2020年には新型コロナの影響で10万台を切りました。しかし去年は、新型コロナの行動制限緩和などにより、およそ21万台にまで回復。今年はコロナの影響が少ない、これまでとは違った観光シーズンを迎えることになり、周辺の観光関係者の期待も高まっています。