任期満了に伴う福島市長選挙が9日告示され、現職と新人、あわせて3人が立候補しました。

福島市長選挙に立候補したのは届け出順に、無所属の新人で前の衆議院議員、馬場雄基候補(33)、現職で3期目を目指す木幡浩候補(65)、無所属の新人で郡山市の会社経営、髙橋翔候補(37)の3人です。


無所属・新人 馬場雄基候補(33)

「この県都・福島市の問題は、今、複雑怪奇な状況です。私がどうしても納得できないのは、福島市、自分で頑張りすぎ。いろんな方々と連携をして、いろんな方々の力を借りて、その持ち場持ち場の最大限の力をいかに発揮していくのかという目線に立たなきゃいけないのがこの街なんじゃないでしょうか?にも関わらず、東口再開発、あるいはメガソーラーの立ち位置も自分だけで考えて、自分だけで進んでいく。それで好転してればいいですが今は少子高齢の時代の中でいかに皆様と知恵を絞って、新しい形を見出していくのかが問われてるんじゃないんでしょうか。私は新しい福島市の形を目指します」


無所属・現職 木幡浩候補(65)「私はこれまでの実績に加え、また今いろんな仕込みをしているものを生かして、そして街が元気で、暮らしに希望が持てる、そういう福島を全力で作ってまいります。肝心のこの駅前、ここの県都の顔がですね、なかなかうまくいってないのが現実であります。そこで進めている東口の再開発。県都の玄関をつくる。そして、この県北全体への定住の核となる非常に重要な事業です。事業もですね、ようやく道筋が見えてまいりました。しかし、ここで見直しとか、そういうことをやっていてはですね、今後の20年、30年と、下手をするとずっと足かせになってしまいかねない。そんな現状にあるわけです。我々は速やかにこれを進めて参らなければなりません」


無所属・新人 高橋翔候補(37)「今回しっかりと変えなきゃいけない部分、要点としては3つ争点があります。まず一つ、先達山のソーラー問題、そして二つ目、駅前の再開発の問題、そして三つ目が、教育、子育て環境、人口減少の問題。これら全て私であれば解決は可能だと思っております。とにかく、今、目の前にある課題をまずやっつける。目の前にあるタスクを処理する。そのためには、今どのような人間が必要か、私のような人間が必要です。シンプルです。民間出身、そしてバリバリ物言うトップセールスマン。こういったしっかりとネゴシエート、交渉ができるような人材が今福島市内にはおりません」


選挙戦では、福島駅東口の再開発事業などが争点になる見込みです。福島市長選は今月16日に投開票が行われます。