春の観光シーズンが到来です。冬の間、通行止めとなっていた磐梯吾妻スカイラインが14日再開通し、初日から多くの観光客でにぎわいました。

小湊愛巳アナウンサー「磐梯吾妻スカイラインの旧高湯ゲート前には、多くのバイクや車の列ができ、今か今かと再開通を待ちわびています。」

先頭に並んでいた人「夜中の12時から待っている。一番早く雪の回廊を走りたいなと思って」

去年11月15日から通行止めとなっていた磐梯吾妻スカイライン。除雪作業が終わり、14日午前10時に再開通しました。

再開通したのは、福島市と猪苗代町を結ぶ旧高湯ゲートから旧土湯ゲートのおよそ29キロです。山頂を目指し進んでいくと、目の前には壮大な景色が広がります。

スカイラインの人気スポット、標高およそ1600メートルにある浄土平。半年ぶりに多くの観光客が訪れ、登山を楽しむ人の姿もみられました。

茨城県から来た人「今日の再開通を心待ちにして、仕事のスケジュールを全部合わせて今日のために来た。嬉しいね。すごく気持ちいいね」
郡山市から来た人「ここは特別な場所なので、自分たちにとっては。いいですね。再開通日に来るというのは。」

浄土平のレストハウスは、4月21日に再開する予定です。その先をさらに進んでいくと・・・。

小湊アナ「こちらが雪の回廊です。高いところだと、私の身長より2倍ほどの高さがあるんですが、低いところだと私と同じくらいの身長の高さになっています。

今年は暖冬の影響で、雪の回廊の高さは1メートルから2メートルほど。雪が多かった去年よりも1メートルほど低いそうです。

磐梯吾妻スカイラインは夜は路面凍結のおそれがあることから、5月7日まで夜間は通行止めとなります。