この春、大分の県立高校を卒業した生徒のうち、国公立大学の合格者は24.7%に上り、過去2番目に高い水準です。

県教育委員会によりますとこの春、県立高校43校を卒業した生徒6544人のうち、国公立大学に現役合格した人は1615人で24.7%に上っています。

記録が残る平成元年以降、去年に続いて2番目に高い水準で、3年続けて卒業生の4人に1人程度が国公立大学に合格しています。商業科や工業科など専門科からの合格者は39人に上っています。

難関学部を合わせた難関大学の合格者数は251人で、東京大学が13人で8年連続2ケタ。九州大学は124人で5年連続で100人以上となっています。

現役合格率が高い水準で推移している理由について、県教委では授業改善や探求的な学びを進めてきたことや、自分の学びを活かして総合型選抜の利用する生徒がいることなどをあげています。