ウクライナ侵攻を支持するロシアの軍事ブロガーが死亡したサンクトペテルブルクの爆発事件で、FSB=ロシア連邦保安局はウクライナの情報機関と反体制派によるテロ行為だと結論付けました。

この事件は今月2日にサンクトペテルブルクのカフェで爆発があり、ウクライナ侵攻を支持する軍事ブロガーが死亡したものです。

FSBは13日、事件についての調査結果を発表し、ウクライナの情報機関とロシアの反体制派が主導したテロ行為だと結論付けました。

事件では、爆発物をカフェに持ち込んだとされる女が逮捕されていますが、FSBは反体制派指導者ナワリヌイ氏の陣営幹部らがロシア国内での破壊活動を呼びかけたため、女が犯行に加わったと主張しています。

また新たに、爆発物を手配したとするウクライナ人の男を特定したとして映像を公開しました。

男は、ウクライナの情報機関の指示で今年2月にロシアに入国。事件直後に出国していて、指名手配の手続きを取ったとしています。