自衛隊の制服組トップ・吉田統合幕僚長は、けさの北朝鮮ミサイルについて、日本の領域内にミサイルが落下することが予測されたのは初めてだと明らかにしました。

吉田圭秀 統合幕僚長
「我々としては当初、北海道に落下する可能性のあるミサイルを探知しました。(Q.自衛隊として我が国の領域内への落下が予測されたのは今回が初めてか)そう認識しています」

自衛隊の吉田統幕長は今回発射されたミサイルについて、初めて日本の領域内、北海道周辺に落下するおそれがあると、当初分析していたことを明らかにしました。

これを受け、政府はJアラート=全国瞬時警報システムを一時的に発出し、「直ちに避難」することを呼びかけました。ただ、ミサイルは何らかの理由で北海道周辺には落下しませんでした。

自民 小野寺五典 安全保障調査会長
「これ、初めて攻撃の意図を持って撃ってきたという、そういうことも言えないとは言えません。日本の領土に落とすという軌道で本当に撃たれたとしたら、それはもう我が国で完全にさらにステージが上がった話になります。しっかり分析をしていただきたい」

こうした中、防衛省によりますと、航空自衛隊・第7航空団のFー2戦闘機4機とアメリカ軍のFー16戦闘機4機がきょう、日本海の上空で戦術訓練を行いました。

防衛省は今回の訓練について、「あらゆる事態に対処する日米の強い意思と自衛隊とアメリカ軍の即応態勢を確認した」としています。