中国とラオスを結ぶ鉄道の旅客輸送が13日から始まりました。両国の結びつきがさらに強化される一方、「債務の罠」に陥る危険性も指摘されています。
中国・雲南省とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ「中国ラオス鉄道」は2021年12月に開通。貨物列車はすでに直通運転が始まっていますが、ゼロコロナ政策のため延期されていた旅客列車の運転が13日に始まり、全面開業となりました。
中国外務省 汪文斌報道官
「これは、中国・ラオス間の人の往来や貿易をさらに便利にし、観光などの産業の回復を加速させるだけでなく、中国とラオスの結びつきを推進し、共同発展を実現するための新しい原動力となる」
「中国ラオス鉄道」は中国が進める巨大経済圏構想「一帯一路」の象徴的存在で、今回の全面開業で中国とラオスの結びつきがより一層強くなることが予想されます。
一方で、ラオス側の鉄道の建設費のおよそ7割が中国からの貸し付けによって賄われており、巨額の資金が返済できなくなり、中国にインフラを奪われる「債務の罠」に陥ることも懸念されています。
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