ガーシー容疑者が発信を続けていたSNSについて警視庁がアカウントを凍結するよう運営会社に要請していたことがわかった。対象となったのは「Tiktok」、そしてもう一つが「ツイキャス」だ。

「ツイキャス…それってツイッター?」そんなふうに筆者がつぶやいたところ、若者から冷たい視線を送られた。恥を忍んで「デジタルのことならなんでも知っている」と豪語する後輩のデジタルくんを廊下によんで、こっそり教えてもらった。

Twitterとは無関係⁉SNS「ツイキャス」とは?

ーーねぇねぇ、デジタルくん。ツイキャスって、有名?

「は?先輩知らないんすか。ヤバいっすね。公式サイトによると累計で登録ユーザーは3300万人以上もいる若者に人気のSNSっすよ。オレなんか、『ツイキャス』が『twitcasting』だった時代からのヘビーユーザーっすよ」

ーーえ、そうなの…本当に恥ずかしいんだけど、ツイキャスって、なに?

「パイセン、うけますねぇ!。スマホやPCなどで簡単にライブ配信ができるSNSですよ」

ーーあ、なるほどね。でもさ、他のSNSでもライブ配信できるじゃない。なにが人気の特徴なの?

「いろいろ先駆けなんすよ。例えば、登場した2010年ごろから設定さえしておけば、ボタン一つでライブができるとか。

あと、ライブ配信の中で、視聴者側がコメントだけではなく、購入した有料アイテムを、配信者に送ることで、配信者側が収益を得られるいわゆる“投げ銭”の機能もいち早く導入してるんすよね」

それに、配信者同士で、一緒に会話の様子を配信できる『コラボ機能』も人気で、手軽にライブ配信を楽しめることから爆発的に利用者数を伸ばしてきたかんじっすね」