宮城県内では13日も黄砂が観測されています。午後は次第に飛来がおさまる見込みですが、健康などへの影響には注意が必要です。注意点をまとめました。

●車や洗濯物への付着
車は屋根付きの車庫に入れたり、カバーをかけたりなどの対策が必要です。

汚れてしまった場合は、タオルなどでこすってはいけません。黄砂には硬い鉱物が含まれているため傷がついてしまうためです。高圧洗浄機などで洗い流してください。洗濯物も、黄砂が飛来している間は外に干さずに部屋干しした方が良いでしょう。

●健康への影響
喘息など呼吸器系の疾患を持っている人は症状が悪化するおそれがあると言われています。また、黄砂は花粉より小さいのですが、黄砂が花粉にぶつかると花粉が破裂し非常に細かい粒子として飛散するため、花粉症の症状もひどくなることがあるとされています。普段以上にしっかりとマスクや眼鏡、サングラスをする、あるいは外出を控えるなどの対策が必要です。

●見通しの悪さ
見通しが5キロ未満になると交通障害が発生するおそれもあります。場合によっては航空機の離着陸にも影響することがあります。