アメリカとフィリピンが中国の軍事的台頭を受け、防衛協力を強化する方針を確認したことについて、中国政府は「重大な懸念と強烈な不満」を表明しました。
中国外務省の汪文斌報道官は12日、アメリカとフィリピンの外務・防衛閣僚協議を受け発表された共同声明について、「正当で合法な海上活動を歪曲、中傷するものだ」と批判したうえで強く反発しました。
中国外務省 汪文斌報道官
「中国はアメリカとフィリピンが発表した共同声明に重大な懸念と強烈な不満を表する。中国は南シナ海の島々及びその周辺の海域に争いようのない主権を有している」
そのうえで、「中国は領土主権と海洋権益を断固として守る」と強調しました。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









