全国の書店員が“いちばん売りたい”本を選ぶ「本屋大賞」が12日、発表されました。受賞すると、意外な効果もあるようなんです。
発表!2023年「本屋大賞」全国の書店員が選出
小笠原亘キャスター:
20回目の開催となった本屋大賞、全国の書店員さんたちが今年一番売りたい本はこちらになりました。
【大賞】『汝、星のごとく』 著者:凪良ゆう(受賞2度目)
<あらすじ>
瀬戸内の島で出会った女子高校生「暁海(あきみ)」と、転校してきた男子高校生「櫂(かい)」。心に孤独を抱えた2人の恋愛を通じた“人生の物語”

井上貴博キャスター:
今回、ノミネートで言うと小川哲さんの『君のクイズ』にハマりまして、ノンフィクションじゃないかっていうぐらいのめり込みました。
受賞した作品 過去には『流浪の月』『天地明察』など映画化も
小笠原キャスター:
本屋大賞で大賞を受賞すると、対象作品は結構、映画化されているそうです。凪良さんは2度目の受賞ですが、前回2020年の大賞作品『流浪の月』(出演:広瀬すず、松坂桃李、横浜流星)は映画化されました。
この大賞を受賞した本は読みやすい本が多い。ノミネートされた10作品もそうですが、ドラマ化・映画化されることが多いということで、直木賞作家の今村翔吾さんにお話を伺っています。
直木賞作家 今村翔吾氏
「読みやすくて幅広い年代におすすめしたい本が多い」
【映画化された大賞作品】
『天地明察』(主演:岡田准一)
『謎解きはディナーのあとで』(主演:櫻井翔・北川景子)※ドラマ化され劇場版も上映