売上げアップへ… 書店は“お祭り” 専用コーナーも設置
小笠原キャスター:
本屋大賞のノミネート作品は3か月前に10作品発表になります。ですから、丸善・津田沼店を見ても10作品が山積みになって「今年はどれだ?」とプレゼンしています。専用コーナーが各書店には設置されて、本好きの皆さんには“お祭り”だという認識があるようです。
SNSでは…
「ノミネート作10冊読みました!一番好きなのは『汝、星のごとく』でした」
「どのノミネート作が受賞しても納得の10冊でした」
直木賞受賞・書店を経営 今村翔吾氏
「本屋大賞は直木賞や芥川賞の作品より2倍近く売れることもある。書店にとって“本離れ”を食い止める効果も」

井上キャスター:
直木賞・芥川賞は権威はあるけれど少しハードルが高く感じてしまうところがあるので、手を出しやすいのが本屋大賞なんです。
オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈代表:
書店員さんのおすすめの言葉とかを読むと手に取りたくなりますけど、そういう書店員さんがおすすめするところがより身近に感じるのかもしれないですね。
ホラン千秋キャスター:
文学のプロが選んだ作品も楽しみですけれども、書店員さんは本のプロでもあるけれども、お客さんの気持ちもわかっているから入りやすいのかなと思います。
小笠原キャスター:
早速、八重洲ブックセンター・京急上大岡店に聞いてみると、大賞は午後1時から配信で発表になったんですけれども、早速30分後に山積みになりました。公式ツイッターでも「つい先程、今年の本屋大賞が発表されました!凪良先生、受賞おめでとうございます!」ということで、なかなかの売れ行きだそうです。
