長野県内では、9日からおととい(10日)にかけての低温で凍霜害が発生し、農作物に2億4000万円余りの被害が出ました。

リンゴの産地、松本市今井(いまい)では、おととい(10日)の最低気温が氷点下3.9度まで冷え込み、リンゴのつぼみが凍るなどの被害が出ました。




■リンゴ農家の男性「真ん中に変なのがある…これ完全に霜にやられている 周りが花咲いてもこの真ん中の一番大事なのがダメになってる。一番大事なのが…これ(花が)咲かないよ。仕事がいやになるね」
県によりますと、凍霜害は9日から10日にかけて発生し、リンゴやナシの花が凍ったり、アスパラガスの先端が枯れるなどの被害が出ました。

被害額は、県内全体で2億4000万円余りに上り、このうち松本地域がおよそ1億3900万円、上伊那で9500万円、諏訪で300万円などとなっています。