中国で発生している大規模な黄砂は、県内にはあす(12日)にかけて広い範囲に飛来すると予想されています。
県内で黄砂が観測されればおととし5月以来2年ぶりで、影響が懸念されています。

こちらは中国で撮影された大規模な黄砂。

景色全体が黄色に覆われ、視界がききません。
長野地方気象台によりますと、黄砂が県内に飛来すると予想されているのは、12日午後6時ごろから13日の午前中にかけて。

実際にどう観測しているのか、気象台で見せてもらいました。

職員による目視に加え、最大20キロまでを見渡せる視程計(していけい)。

さらに、黄砂の付着を確認する黒いトレーも活用し、飛来したかどうかを確認しています。

■長野地方気象台・気象情報官 小林松太郎さん 「気象衛星画像などを見てもかなり黄砂が舞い上がっているのが分かりまして、長野でも影響が出そうかなと」

一方、雨の上がった午後4時ごろの長野市内では、すでに黄砂とみられるものが車に付着していました。


■市民は「花粉症なので洗濯物とかに付くのが困ります」
「(気になることとかありますか?)「特にないです」「珍しい日だなとは思います」
「すごく心配して(外に)来ています」「車がとにかく、べったり」
「目を洗うという感じですかね、目がかゆくなることは多いのでなるべくこすらずに洗うように…」
気象台は、車の運転や、洗濯物への付着などに注意するよう呼びかけています。














