マスクの着用が個人の判断に委ねられてから1か月。3年続いたマスク生活に変化が起きています。

商業施設や学校ではほとんどの人が「マスク着用」

大分市にある「アミュプラザおおいた」では政府の方針を受け、3月13日から客のマスク着用を『個人の判断』とし、従業員には着用を推奨してます。

(JR大分シティ販売促進グループ・加藤文和グループ長)「少しずつではあるが、マスクを外して来館される客も増えているが、まだマスクをつけて館内に来られる客が半数以上を占めている」

アミュプラザおおいた

4月10日に来店客1000人を調べたところ「マスクあり」は875人で、「マスクなし」は125人と1割強にとどまりました。今後については新型コロナの感染法上の位置づけが5類に引き下げられる5月8日を目途に検討を進めています。

(JR大分シティ販売促進グループ・加藤文和グループ長)「(マスクを)つけるつけないが個人の判断になっているので、改めて社内で検討してお客様に快適に過ごせるアミュプラザをつくっていきたい」

学校現場では4月から生徒や教職員にマスクの着用を求めない対応を取っています。しかし、新学期初日を迎えた大分舞鶴高校ではほとんどの生徒がマスクを着用していました。

大分舞鶴高校

(マスクを外した生徒)「マスクをすると肌が荒れるので自由になってよかった」「気持ちはいいです。楽ですけどちょっと違和感があります」「やっと普通に戻ったかなと思う。みんなしていないと思ったけど結構マスクをしていたのでびっくりした」

一方でマスクを着用している生徒からは「恥ずかしい」「様子を見たい」といった周囲の目を気にする声が多くきかれました。

(生徒)「高校に入ってからマスクを外す機会の方が少なかったからまだ抵抗がある」「まだ様子を見たいです」「クラスで外す人が増えたら外そうかな」「話すのが楽だから外したいけど恥ずかしくて外せません」「外した方がみんなの笑顔を見ながら話せるのでコロナ前みたいに外したいという気持ちはある」