健康への被害も気になる黄砂ですが、飛来後は様々なところに降り積もってしまいます。

黄砂が車に積もった時、どのようなことに注意が必要なのか、JAF山形支部に聞きました。

JAFでは、黄砂に絞ったことではなく、砂塵など、細かな粒子が積もった場合全体についての話としたうえで、特に車の傷に気を付けてほしいとしています。

ワイパーや手で払う…ふとした行動に注意

黄砂や砂塵といった固い粒子が車に積もった状態で、それをこすると車のボディに傷をつけてしまうことがあります。
手で払うといった行動でも、粒子がやすりのような働きをして傷をつけてしまうことがあるということで、車を洗うときは、勢いのある水で洗いながしてほしいとしています。

また、特に注意が必要なのが、ワイパーです。

ガラス面が水に濡れていない状態でワイパーを駆動させると、ワイパーのゴムとガラスの接地面にたまった粒子がガラスにこすりつけられてしまいます。

フロントガラスの洗浄機能などでワイパーを動かす場合も、接地面が洗浄液で濡れていなければ、傷をつけることにつながるため、ボディーと同じように、水で洗い流すことが有効なようです。

そして走行中にも注意が必要です。