9日に投開票が行われた新潟県議会議員選挙で『無投票当選』が増えたことについて、花角知事は「議員の給料など環境について考える必要がある」と述べました。

花角知事は12日の定例会見で、9日に投開票が行われた新潟県議選で新人19人が当選し、定数53の『3分の1』を上回ったことについて次のように述べました。

【花角知事】
「新陳代謝・世代交代が進むという意味では、選挙は健全に機能しているということかもしれませんね」

一方で、無投票で当選した人が4割と過去最大となったことについて、「根本は政治への関心の低下」とした上で…

【花角知事】
「給料を始めとして活動を支える仕組み、環境をもう少し考える必要があるのではと思います」
花角知事はこのように述べ、「関係者が幅広く努力しないと、“なり手不足”の解決にはつながらない」と述べました。