きょうの中国・北京。今年に入って最大規模の黄砂が飛来し、警報が発表されています。
あす午前中には北海道から九州までの日本海側の広い範囲にも黄砂は到達する見込みですが、北京では中心部のビルが真っ白にかすんでいました。
記者
「こちらは北京支局のスタッフのバイクです。白いティッシュでふいてみると、黄砂がべっとりと付着してしまいます」
中国メディアによりますと、飛来しているのは中国とモンゴルの間にあるゴビ砂漠などで舞い上がった砂ぼこり。北京など中国北部での黄砂の回数は、今年は例年よりも多いということです。
「まるで呼吸をしてはいけないような感じです。もともと肺の調子が良くないのですが、きょうの黄砂のせいでもっとひどくなっています」
「顔中に砂がついているような感覚です。子どもは敏感なため、マスク着用を徹底しています。きょうの体育の授業も中止になるでしょう」
中国政府によりますと、今回の黄砂の影響は4億人以上に及びます。
一方、韓国では…
記者
「黄砂が流入するとの予報もありましたが、きょうは雨で洗い流されたようです」
例年3月~5月に黄砂の影響がピークを迎えますが、先週はPM2.5と相まってソウルの街は黄色くかすみ、布で口を覆う人の姿も見られました。
「黄砂で喉が痛いし、咳もたくさん出て目も痛い。黄砂のせいで息苦しいけど、ずっとマスクをつけてます」
「暖かくなって外にたくさん遊びに行きたいのですが、黄砂がひどすぎる時は外で遊べません」
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