春の名物が今年も登場です。
山形市の高瀬地区では、優雅に空を泳ぐこいのぼりと見ごろを迎えた桜の共演が、訪れた人の目を楽しませています。
山形市の高瀬地区。

村山高瀬川に掲げられているのは、沢山のこいのぼり。
11日も、朝から多くの人が訪れ、桜とこいのぼりの共演を楽しんでいました。
訪れた人「はじめて子どもが生まれて鯉のぼりを見に来たんですけれど、いい記念になったと思います」
訪れた人「ドライブしていたら目に入ったので見に来ました。素晴らしいです。美しく飾られています」
10年目となる、村山高瀬川のこいのぼり。今年はおよそ300匹が飾られました。

大きいものでは7mを超えるものも。
報告・棚橋祐太「こちらの河原に降りると、真下から手染めの大きなこいのぼりを見ることが出来ます。すごい迫力ですね」

寒河江市で手染めされたこいのぼりや、水の中を泳ぐ「水中こいのぼり」も目玉の一つです。
そして、こいのぼりは全て、一般の家庭から寄せられたものなんだそうです。
11日も思い出のこいのぼりを託しに来た人の姿がありました。
山形市から来たこちらの家族。
山形市から「私の息子が生まれた時に主人の実家から買っていただいた30年前のこいのぼりなんです。ただ捨てるのはもったいないと思って仲間がいるところでのびのびと泳いでほしいですね」
様々な物語をもつこいのぼりたちが今年も山形の空を優雅に泳ぎます。
こいのぼりを飾る酒井義孝さん「こういう出会いがほとんどですね。いわれを聞きながら納得してお話を聞いてそして大切に揚げる一年間の出会いがこのこいのぼりの場の様な感じがしますね」
こいのぼりは来月6日まで掲げられ、桜との共演は今週いっぱい楽しめそうだということです。















