高知県四万十市の“市の花”でもあるフジの花が駅前広場や公園などで咲き始めています。
青紫色のフジの花が咲いているのは四万十市の土佐くろしお鉄道中村駅の広場です。ベンチも置かれ、駅や列車を利用する人たちを和ませています。

右山天神町の天神児童公園では、しだれたフジに白い花が咲いています。

一条家の家紋、“下がり藤”として地域の人たちになじみのあるフジの花は、四万十市の“市の花”になっています。
フジの名所も。こちら、郊外の山の頂上にある「香山寺市民の森公園」では“世界の藤の里”として早咲きから遅咲きまでおよそ30種類、400本余りのフジの木が植えられています。

「毎年来るんですけどきれいですね。上品ですね」
四万十市観光協会によりますと花は咲き始めたところで、今月中旬ごろから見ごろを迎え、来月の連休明けまで楽しめそうだということです。
