参議院大分選挙区の補欠選挙について3回シリーズで候補者へのインタビュー企画をお伝えします。初日の11日は選挙の争点や政権の評価、物価高騰対策です。

参院大分補選に立候補しているのは届け出順に、白坂亜紀さん(56)自民・新、吉田忠智さん(67)立憲・前の2人です。

ー 今選挙の争点について ー

(白坂候補)「やはり待ったなしの少子化への対策。いかに女性が活躍できる大分県にするか。高齢化・過疎化の問題、それに伴う医療や福祉に取り組みたい」

(吉田候補)「岸田政権や自民党の政治姿勢旧統一教会への対応政治と金の問題。軍事大国化への道をひらく防衛3文書の閣議決定など、防衛増税で国民の負担を強いる決定を厳しく選挙戦で問いたい」

ー 岸田政権への評価は ー

(白坂候補)「岸田総理には何度かお目にかかったが、大変誠実で丁寧に人に対する方で政策についてもひとつひとつ丁寧に対応し、きっちり成果を出しているのではないか」

(吉田候補)「何をやりたいのかよくわかりません。政権維持が目的になっているのではないか。総理が国葬の問題や防衛3文書の決定など重い決定をしてそのあとに官邸と省庁がつじつまを合わせる印象を持ちます」

ー 少子化対策について ー

(白坂候補)「基本的には0歳から高校卒業の18歳までは医療化や学費は無料。子育てをするお父さんやお母さんの支援のために育休が終わっても同じ待遇で職場に戻れるようにしていきたい」

(吉田候補)「結婚を望む人が結婚できる環境整備。子どもが生まれたときに子育てができる環境整備をしっかりしなければならない。先進自治体・先進企業の優良事例を参考にして根本的な少子化対策をする必要があります。財源の手当てもしっかりあわせてやらなければなりません」