日本三名園のひとつと言われ、岡山を代表する観光地でもある「岡山後楽園」の正門の横の白壁に、けさ(11日)落書きが見つかり、後楽園事務所では警察に被害を届け出ました。

落書きが見つかったのは岡山市北区の「岡山後楽園」の正門横にある白壁です。きょう(11日)午前9時頃、職員が通りがかった際に違和感を覚え、壁をよく見ると、ボールペンで書かれたものとみられる縦12センチ、横10センチほどの落書きが見つかりました。昨日の閉園時には異常はなかったということです。

岡山後楽園は、江戸時代初期に岡山藩主の池田綱政が津田永忠に命じて造らせた江戸時代を代表する庭園で、国の特別名勝に指定されています。
警察に被害届けを出した後楽園事務所では、「園は岡山県を代表する観光名所で、江戸時代から引き継がれた貴重な財産であり、落書きは非常に残念です」などと話しています。