将来の医療従事者を目指す石川県立総合看護専門学校で11日、入学式が行われ、70人あまりが決意を新たにしました。
金沢市の県立総合看護専門学校には看護師免許の取得を目指す2つの看護学科と、准看護師免許の取得を目指す准看護学科があり、今年は18歳から47歳の合わせて74人が入学しました。

式では久保実学校長が「withコロナの医療の一翼を担うよう専門知識を学び社会で活躍してほしい」と新入生を激励しました。
県内では能登地域で看護師の不足や高齢化が進んでいて、地域格差の解消が課題となっています。
このため県では学生が能登地域の指定された医療機関へ就職するなど条件を満たせば奨学金の返還を免除する制度などを設けています。
第二看護学科入学生 塚本凛泉さん
「祖母が入院した時にお世話になった看護師にあこがれ志願した。ご家族の心を救うことのできる看護師になりたい」

入学生たちは、医療現場のニーズに応えられる看護師を目指し、2年から5年間学びます。