ことし4年ぶりに国連での活動を再開する第26代高校生平和大使の募集が始まりました。

高校生平和大使は、核兵器廃絶と世界平和の実現を求める声を国際舞台に届けようと、1998年に市民のカンパで始まった活動です。
これまでに、のべ400人以上の高校生が、ジュネーブの国連欧州本部に署名を届けるなど、国際的な活動を展開しています。

ことしは、新型コロナのため取りやめていた国連派遣を4年ぶりに再開予定で、今回募集する第26代の大使には、中断の間に集まった250万筆を超える署名が託されます。

第25代高校生平和大使・宮崎優花さん(17):「将来の進路までも変わってしまうような素敵な出会いがたくさんありました。自分から平和に対してアクションを起こしてみたいという人に、ぜひ挑戦してほしいです」

被爆者・高校生平和大使派遣委員会・山川剛さん(86):「平和を訴えるその側で戦争があっている。戦争を一分も一秒も早く止めることを訴えてほしい」

募集人員はおよそ30人、去年は17都道府県から31人が選ばれました。
応募は郵送のみで受け付けます。