宮城県内では、特殊詐欺の発生件数と被害額が年々増加しています。こうした特殊詐欺の被害を防ごうと、県警本部と仙台市内の警察署がプロジェクトチームを立ち上げ対策の強化に乗り出しました。
このうち、仙台中央警察署でも10日、特殊詐欺に対応するプロジェクトチームが発足し、警察官15人が特別対策隊の隊員に指定されました。

仙台中央警察署 赤松恵太隊長:
「徹底した特殊詐欺対策を行い県民の安全、安心に努めることを誓います」
県内では特殊詐欺の発生と被害額が年々増加しています。去年1年間の発生件数は324件、被害額は5億500万円といずれも過去5年間で最も多くなっています。
仙台中央警察署 市川義則刑事官:
「1件でも減らす、発生した場合には1件でも多く検挙できる、そういう態勢づくりのために発足した」
10日は、特殊詐欺被害に遭った仙台市内に住む60代の男性が自身の体験を語りました。

特殊詐欺被害に遭った男性:
「自分がこういうの(特殊詐欺)に引っかかってしまったというのを今でも引きずっている」
男性は、パソコンのウイルス感染を装ってサポート名目で金銭をだまし取る「サポート詐欺」で、合わせて130万円の被害に遭いました。
特殊詐欺被害に遭った男性:
「ちょっとやそっとでは敵うわけがない。最初から関わらないのが一番」
また、県警本部では、仙台市内の専門学校生が制作した被害を予防するための広報動画も公開されました。
動画:
「電子マネーを何度も買う人、焦って買う人、電子マネーのことを知らないのに買う人、そんな人を見たらぜひ声を掛けてあげてほしい。みんなで被害を防ぐことが大切ね!」

動画を制作した総合学園ヒューマンアカデミー仙台校 小嶋彩夏さん(17):
「ちょっとでも多くの被害の知識を入れてもらって、日ごろから警戒してほしいと思います」
県内の特殊詐欺被害は、発生件数・被害額ともに6割を仙台市が占めています。
DJポリスの呼びかけ:
「電話でお金の話やキャッシュカードなどと言われたら、それは詐欺の電話です」
仙台中央警察署は、人が多く集まる場所での啓発活動や高齢者世帯を訪問するなどして、特殊詐欺の被害防止対策を強化することにしています。














