ゴルフのメジャー今季初戦マスターズの最終日は、前日の雨天順延の影響で第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われた。2年ぶり2度目の優勝を目指した松山英樹(31)は一時は優勝争いに絡むも、最後に崩れ16位タイでフィニッシュ。オーガスタでの戦いを終えたばかりの松山はラウンドリポーターの今田竜二プロ(46)、解説の中嶋常幸プロ(68)、宮里優作プロ(42)に「体が4日間いい状態でプレーができてないっていうのが悔しい」と胸の内を明かした。

今田プロ:
お疲れ様でした。まず4日間を振り返っていかがでしたか。

松山プロ:
ティーショットがよければ、パッティングやアイアンが良くなかったりチグハグでした。最後は両方ともうまくいかなかったって感じでしたね。

今田プロ:
その中でも、第3ラウンドを終えて、トップから6打差の位置につけて優勝が狙える位置でプレーができました。

松山プロ:
体の状態を考えれば、よくそこの位置に入れたなと。最終ラウンドは思いっきり振れていたんですが、そのコントロールがなかなかうまくいかなかったって感じです。

今田プロ:
今週は悪天候にかなり左右されましたが、ゴルフで運を言ってはいけないんですけど、やはりスタート時間、ちょっと悔やまれますよね。
※松山の2日目、3日目のスタート時間は悪天候の影響を大きく受けた。

松山プロ:
そうですね。でも前の組のJ.ラーム(28・スペイン)が優勝したので何とも言えないですね。

宮里プロ:
お疲れ様でした。苦しい4日間だったと思うんですけど、ウェッジコントロールがすごかったです。ああやってスコアを作っていくんだなと見せて頂いて、感心しかしてなかったんですけど。残りのメジャーやトーナメントがあると思います。課題など聞かせてほしいです。
※4日間通して松山はアプローチなどウェッジを使ったショットの精度が高く、何度もピンチを脱していた。

松山プロ:
ありがとうございます。やっぱり体が4日間いい状態でプレーができてないっていうのが悔しいですけど、早くいい状態で練習も制限なくできるようになれば、ちょっとした距離感とか、パッティングの練習をもっと時間を費やせると思うので、まず体のメンテナンスをして早く良い形にしたいなと思ってます。

宮里プロ:
ありがとうございます。皆期待していますけど、1回リセットして、次に向けて準備してほしいと思います。

松山プロ:
はい。頑張ります。

中嶋プロ:
お疲れ様でした。かける言葉はないんだけど・・・苦しんでいる姿も含めて、マスターズを戦う姿を見せてくれてありがとうございました。

松山プロ:
ありがとうございます。

中嶋プロ:
一つお願いがあるんだけど。アプローチを後で教えてもらいたいなと。
体を良くして他のメジャー、他のトーナメントでも頑張ってください。

松山プロ:
ありがとうございます(笑)

実況・小笠原亘TBSアナウンサー:
最後にファンに向けて一言お願いします。

松山プロ:
次のメジャーまでにしっかりと準備をして勝てるように頑張りたいなと思っています。